人工木デッキのメリット・デメリット
人工木は製造するメーカーによって違いがあるものの、
基本的には「木粉+樹脂(プラスチック素材)」で作られています。
天然木によるデッキが主流だった時代に、後発的に作られたため、
天然木の欠点をカバーしたメリットが多くあります。
メリット
(1)水に強い
濡れた状態と乾いた状態を繰り返しても、反りや曲がりなどの変形が少ないです。
(2)腐食に強い
基材が樹脂のため腐りにくく、腐食予防の塗装なども一切必要がありません。
(3)汚れや傷に強い
汚れがついた場合も水洗いでサッと落ちます。万が一、傷がついた場合も紙やすりなどで簡単に補修できます。
(4)退色に強い
紫外線を浴びると色褪せ(退色)が発生しますが、人工木は退色に対しても比較的高い耐性をもちます。
(5)環境に配慮
材料として使う木粉は、リサイクルされた木材などを使用するため、 新たな森林伐採を必要としません。
(6)子どもやペットも安心
ささくれや割れが発生しないため、ケガの心配もなく安心して使用できます。
デメリット
(1)表面が熱くなりやすい
天然木に比べると表面が熱くなりやすく、夏場に素足で歩くのには注意が必要です。
(2)木目が単調でのっぺりしている
天然木特有のランダムな色ムラや濃淡の表現が乏しく、単調でのっぺりした印象になる。