ベランダにウッドデッキは置いていいの?
結論から言いますと「住んでいるマンションによる」となります。
設置ができないパターンは3通りあります。
(1)安全な手すりの高さを確保できない
建築基準法により、手すりの高さは床面から1,100mm以上の高さとされています。
ウッドデッキを設置すると床面が9cm前後上がりますので、
手すりまでの高さが1,100mm以下となる場合は設置ができません。
(2)管理規約で制限されている
管理規約とは国土交通省の「標準管理規約」に加えて、
そのマンション独自のルールを定めたものです。
この規約により共用部分であるベランダの使用方法に制限を定められていて、
ウッドデッキを置けない場合もあります。
(3)現場の環境による理由
ウッドデッキの商品によっては、
設置できる床面や階数に制限があるものもあります。
現場調査時に設置場所のベランダにウッドデッキが置けないと
判断されてしまうケースもあります。
以上のような要因などから、
ウッドデッキを設置できない場合もございます。
もちろん問題なく設置のできるマンションも多くありますので、
まずは、管理組合に確認したり、専門業者に相談をしてみましょう。